コーラブルボンドの仕組みと金利のメリット

コーラブルボンドは金利デリバティブが活用されている債券の一種であり、発行側が満期にならなくても繰り上げて償還する事が出来る権利の付いた債券のことをいいます。投資家にとっては、満期まで保有できるか不明瞭であり、そのためのリスクがあるので金利は通常の債券よりも高く設定されているのです。

満期前に償還できるタイミングにより1回のみだとコーラブルボンド、2回以上償還時期を設定できる場合はマルチコーラブルボンドと言われます。この仕組みは債券のみならず、金利が高く設定された、コーラブル貯金などのもあり、その仕組みは似ているのです。

発行された時点で購入すれば、通常の債券と同じように発行側がデフォルトを引き起こさなければ、元本は保証されます。そのためにリンク債などと比べるとリスクは少ないですが、途中で購入するとリスクはあるのです。

たとえば発行済のこの債券を110円で取引した場合、満期前に償還されれば基準価格の100円で償還されて、その差額を損することになるでしょう。購入金額が多ければ多いほど差額が多くなり損失も多くなることになります。もう一つのリスクとして購入者は途中この債券を手放すことが出来ないことがあります。

満期まで保有するか、発行側が途中で償還するかのどちらかによって手放すことが可能になり、それまでは長い期間投資した資金が拘束されてしまうのです。どうしても手放す必要があり、なんらかの理由で売却が認められたときは、大幅に元本を割ってしまうということもあります。

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カテゴリー:金融用語

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