国庫短期証券は国が短期の償還期間で発行する債券

国庫短期証券は国が発行する債券であり、発行債券には利子はつかず、その代わり発行時に額面よりも割引されて販売されます。これは償還期間が1年以内の極めて短いもので、期間は2カ月、3カ月、6カ月、1年の4種類があり、一時的に不足する資金を調達する目的で発行されるのです。

外国為替市場の介入時の資金調達、歳入を賄うために発行するものの2種類があり、現在は統合されて販売されています。統合して販売することによって柔軟に信金を調達できる、金利面での負担を減らせるというメリットが生まれました。

個人は購入出来ず、銀行や証券会社に向けて発行され、入札という形で販売が行われ、その単位は1000万円になっています。入札で決定される金額では、厘・毛と通常では使わないお金の単位まで決定されるのです。

国庫短期証は割引債なので、償還時には差額によって収益が発生します。その債券での収益に対しては、購入者に対して法人所得税15%と法人住民税5%が課税され、本来であれば源泉徴収も行われるのですが、法人にのみ販売が限定されているのでそれは行われません。

この債券は国内の法人に販売されますが海外の法人でも購入することは出来、その販売額は数兆円単位になります。海外投資家にとっては日本の国債は金利が低いですが、その信頼性の高さなどの理由から、投資先の避難場所として購入する投資家が増えており、特に短期国債を購入している海外の機関投資家が多くなっています。

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カテゴリー:金融用語

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