債券価格は市場の金利の変動価格と逆方向に動く

債券は通常は固定金利であり、それに対して市場の金利は変動しており、そのために現在よりも金利条件の良い商品も登場しています。債券とこの市場の金利の差を解消するために日々債券価格は変動しているのです。発行時は100円を基準にして取引されますが、それが99円や101円のように上下に値が動いていくのです。

たとえば、元本が100円で利率1%の債券があるとします。それを購入して満期まで保有すると元本が保証されるのですが、途中売却すると価格は変動します。これは市場では利率が変動しており、利率が2%の債券が登場したりすることも考えられるのです。

これは明らかに利率1%よりも好条件であり、これと同じ条件にして売ろうとすれば条件を2%と同じにしないと、誰もわざわざ不利な条件の債券を買おうとはしません。
ここで売る場合には金利を変更することは出来ませんので、価格を変えて売ることになり、金利差分を基準価格100円から下げて売ることになるのです。

上記の2%にあわせて価格を変えるなら95円にすれば良いということになります。高金利の債券と同じ条件にするには、値段を下げなければいけません。同じようにして市場の金利が下がれば値段は上げれば良いということになります。

ただし個人向けの国債は途中で償還できる権利があり、このような関係に捕らわれることはありません。個人向け国債は、一般の人が買いやすくするために、途中売却や小額からの購入が出来るようにしています。

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カテゴリー:金融用語

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