債券単価は新発債か発行済債券かで価格決定方法が違う

債券単価はその名の通り債券の価格であり、新発債か発行済かで価格の決定方法が違います。新発債の場合には、発行価格という額面100円あたりの価格で決まるのです。それに対し、発行済では市場の金利水準によって値段が上下して、常に変化していきます。

額面100円とは満期に100円で償還されるという意味であり、実際には債券何枚分に相当するかで決めます。100万なら1万枚相当ということであり、90円であれば1万枚分の90万ということになり、たとえば98円で購入した債券が100円になってそれを売却すれば2円の利益が出るということになるのです。

新規に発行される場合はその時に価格が決定されますが、すでに発行された場合では市場の金利水準によって値段が推移します。仮に額面100万で利率5%の債券があって、市場の金利水準が10%であれば、債券価格は95万になってしまうのです。

これはすでに発行された債券は金利が5%ですが、ここで新しく発行すれば金利が10%になり、だれもわざわざ利率の低いものを買おうとは思いません。そこで利率はすでに決定されて変更できませんので、値段を調整して10%と同じだけの利益が出るようにするのです。

価格は利息だけではなく値段の差額でも利益を出すことが出来ます。そこで値段を調節すれば利率で得られる利益分だけ上乗せすることも可能になり、同じようにして金利が下がればそれだけ有利になり値を少し上げても買い手は出てくるということになるのです。

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カテゴリー:金融用語

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