債券標準価格は時価評価の際に参考にされる価格である

債券標準価格は、またの名をJSPriceとも呼ばれ、野村證券と野村総合研究所と日経デジタルメディアと金融工学研究所の4社が運営している、債券の時価情報を共同で評価するものです。10年以上前からデータは提供されており、その積み重ねによりノウハウや金融工学に基づき、ロジックフィルターは日々精度を増しています。

対象の銘柄には変動利子付国債などを含んだ国債や円建ての外国債券などがあり、その他にも政府保有債やユーロ円債など様々であり、時価評価時のスタンダードとして広くこの数値は使用されています。

有価証券の報告書の制作では、提出企業や金融機関では保有している債券については時価評価することが義務付けられ、債券標準価格はこれらの企業や機関に提供される債券の価格です。

債券を保有していればそれぞれについて価値を調べるのは大変なことになり、評価基準は何になっているのかを把握するのは難しいことです。法人にある国債などはそれぞれ保有額などを発表されますが、個人が持つ債権は外部に発表する必要はありません。そこで使われるのが上記の価格なのです。

主要銘柄のこれらの価格は、何もわざわざ野村證券などと契約する必要もなく、日経新聞のマーケット欄にも記載されています。すべてを掲載することは出来ないので、どれを記載するかは、その銘柄の流通量を元にして選定されます。固定利率の銘柄のみならず、割引債や変動利付債などの銘柄も掲載されています。

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カテゴリー:金融用語

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