私募債は少人数を対象として発行される債券のこと

私募債は少人数の特定の投資家を対象として発行される債券のことをいいます。公募とは対称的な概念の債券であり、50人未満を対象として募集が行われ、2年や10年といった期間を選択できるので、資金調達する側としては安定した資金が見込めるのです。

また発行時には有価証券届出書などの作成の必要はなく、公募債と比べても手続きは簡単です。資金調達の方法としてはいくつかのメリットがあり、発行日から4年から5年後ぐらいの一定の期日を設け、その期日内に債券購入者などに借金を返済するので、計画的にお金の管理が出来ます。

債券購入者は、毎月利息が支払われるので、貯蓄よりも魅力的な商品と言えるのです。発行に際しては公募債に比べると証券会社などとの手続きも簡易的であり、報告書などの提出も不要なので、発行がスムーズに出来ます。債券の管理会社などの設置も不要ですから、その分のコストを削減することも可能となっているのです。

ただしデメリットもあり、担保や保証人が必要ないので信用面でリスクが高くなり、買い手がつかず、必要な資金が集まらないということもあります。また事業計画書の作成や定期的に事業報告なども行わなければなりません。

私募債を他人に受け渡すときは制約があり、会社の承諾が必要となり、一括での譲渡だけ認められています。将来的に償還金といった資金が必ず発生することになるので、その費用を毎月一定額積み立てておくなどの、自分の会社で資産を管理しなければならないという面もあります。

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カテゴリー:金融用語

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