ジュニア債はハイリターンハイリスクの債券である

ジュニア債は劣後債とも言われ、証券化商品であり、リスクを3つの度合いで分類したときに最も高リスクの債券のことを言います。社債の一種であり、元本や利息の支払いが生じたときは、購入した投資家に対する支払いは一番最後にされます。

元金などの支払いが優先的に受けられず後回しになるために、リスクが高くその分利率が高く設定されています。逆に支払いを優先的に受けられるのをシニア債といい、これが一番リスクは低くなりリターンも低いです。

国債などに比べてもはるかに利率が高く、ハイリスクでハイリターンなので、利率だけみるととても魅力的な商品に見え、実際発行され募集が行われると人気商品になる場合も多いです。

資金の借り手である発行側が破綻などをした場合には、投資家への元金などの支払いは行われず、大損ということにもなる可能性はある商品なのです。実際そのような事態が発生すれば、債券購入価格より、はるかに安い値段でたたき売らなければならないことになります。

発行元が破綻すれば損失は出ますが、それまでの間は高い利息を受け取ることはできますが、破綻すれば絶対に手元のジュニア債を売買できる保証はなく、発行側による買い戻しも行われることはありません。

過去の例で言えば、北欧の銀行が破綻し、この債券を持っていた日本の地銀などが損失を出した経緯があります。高い利息は得られるけど、その分リスクも高いという点は常に注意してジュニア債への投資は行うべきです。

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カテゴリー:金融用語

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