ストリップス債は元本と利子部分が分離された債券

ストリップス債は、元本利子分離債とも言われ、その名前が示す通り元本と利子が分離され、それぞれの部分をゼロクーポンとした割引債として発行されます。

利子付である債券を、元本部分と利子部分に分離して別々に販売できるようにしたものであり、元本部分は利子付で元本の償還日を満期に、利息部分も切り離して利息の支払期限を満期として、それぞれを割引債として発行しているのです。

利子付債券に関しては、満期までは受け取る利息の運用金利が確定していないというリスクがありますが、ストリップス債にはそのリスクがありません。

再投資にするには、毎年のキャッシュフローの計算が複雑になりますが、この債券ではその計算が極めて簡単にできます。また元々はアメリカで発行されましたが、日本でも、トレジャリー・ボンド・ベーシックなどの米国発行の債券を購入することが可能となっています。

それ以外にもフランス発行の同様の債券を購入することも出来、これらは円を為替変換してから購入することになるのです。たとえばアメリカ発行のものを購入すれば、米国財務省が発行元となっているので、信用度がとても高いです。

また日本の国債と比べてもその利回りはとても高いものとなっています。大量に発行される債券なので流動性が高く、いつでも時価での換金が出来、償還時にはその為替リスクで額面を割り込む危険性も低いです。ただし通常の債券と同様に、市場金利によって利率は変化するので、金利変動のリスクはどうしてもついてしまいます。

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カテゴリー:金融用語

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