世界銀行債は世界銀行が発行する債券のこと

世界銀行債は世銀債とも言われ、世界銀行が発行する債券のことであり、国際復興開発銀行という最も世界銀行のうち歴史の長いところが発行しています。

発行の目的は発展途上国の教育や医療などの向上、災害や環境対策、貧困削除などを支援する為の財源確保が目的であり、格付け会社の格付けではAAAを獲得しており信頼性がとても高いです。

米ドル建や南アフリカランド建など様々な通貨で発行され、発行通貨やその時期によって利率は大きく違ってきます。格付けが高いので利率は外国債券などに比べると低くなりますが、デフォルトなどの危険性は少ないです。投資家などがこの債券を購入すれば間接的に発展途上国の援助に関わっていると言えるでしょう。

しかしながら、外国債券なので様々なリスクはつきます。
まずは円で利息や償還金を受け取る場合には、為替変動のリスクがあり、円高になれば損失が大きくなることも考えられます。新興国の通貨建ての場合には、変動も大きく価格変化も激しいです。

また新興国であれば、その国の政治状況や治安状況、政策などで多大な損失が出ることも考えられ、不安定な国であればあるほど、その危険性は高まります。
流動性も低い通貨の債券であれば、購入時や売却時にも影響が出て、取引を希望してもそれがかなわない可能性も出てきます。

このようにいくら信頼性の高い世界銀行債であっても、外国債券と同じようなリスクはあり、それが新興国建の通貨の債券であればあるほど、その危険性は高まっていくのです。

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カテゴリー:金融用語

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