選択的債務不履行は一部が返済停止した債務のこと

選択的債務不履行は、格付け会社スタンダード&プアーズの長期発行体格付けのことであり、債務の一部が予定日に行われなかった場合に付与されます。債務者が特定の債務を選択して返済しない場合であり、その他の債務に関しては期日通りに行われると判断された場合に付与されるのです。

また、いくつかの金融の債務が額面よりも下の価格で買い戻されたり、他の債券に交換されたりした場合も同様です。たとえばその国の財務状況が悪化して、一部の借金が返済できなかった場合には、これに指定される可能性もあり、実際ギリシャなどがそうなりました。

また国だけでなく、民間企業も同じように一部の債務が不能になれば同様であり、過去にはJALが認定された例もあります。格付け会社の格付けで言えば、CやCaという一番低いランクの格付けにあたる部分のことであり、Caaなどがその一歩手前のランクになっています。

選択的債務不履行になれば、国単位であるなら、その周辺国に影響は出るのはもちろんのこと、世界中の為替にも影響は出てきます。またその国の金融機関は経営が悪化し信用が無くなるので、業務にも支障をきたすことになるのです。

この格付けに関しては、一部の元本の返済や利払いが出来ない場合と、元本や利払いが不可能になる、債務者へ返済拒否を行うという2種類に分けられます。フィッチ・レーティングスやムーディーズも同様の格付けランクを設定していますが、ムーディーズに関しては、特に上記のような違いを設けておらず一つのみとなっています。

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カテゴリー:金融用語

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