直接利回りの他にある利回りはどんな種類のものがあるのか

債券投資で、国債や地方債、利付債の購入価格に対して1年間のうちに受け取る利息の割合を記したものを直接利回りと言います。このほかに、いくつかの種類があって、その中の一つに最終利回りがあり、これは、債券を購入した日から満期日まで保有した時のものを言うのです。

本来、債券を購入したら、その額面に対して毎年受け取れる利息、または利息相当分が得られます。そこで満期日がくれば額面で償還(返却)されるのです。償還の時の額面と、取得価格の差、それに期間中の利息をプラスしたものが損益となります。

最終利回りというのは、債券を購入してから満期日までの間に入る利息と、償還の時の額面と取得価格の差額の総計を1年あたりに換算して、投資した元本に対して年何パーセントになったかを見るものです。1年あたりの受取利息÷購入価格×100で数字は出せます。

このほか、債券には応募者利回り、所有期間利回りがあります。応募者は、新規発行の債券を発行日に発行価格にて購入して、満期日まで所有した場合のものです。所有期間は、購入した債券を満期日まで持たず、途中で売ってしまった場合のものとなります。

では、直接利回りはというと、償還の時の損益や売却益を考慮しません。これを気にするのは、主に機関投資家です。機関投資家が毎年の利息収入を考えて、それが年何パーセントかを見る時に使うものです。利回りという一言で片づけてしまいますが、それぞれ名前があるのです。

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カテゴリー:金融用語

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