ディスカウントレートの意味とどんな時に使われているのか

ディスカウントレートというのは、日本語では割引率と言います。割引率といっても、品物を買う時の割引ではなく、債券取引の時に使われる言葉です。債券なら、償還差益の額面金額に対して1年当たりの割合を表したものを言います。
他には、将来価値を現在価値に直す時に用いる率のことをいう場合があります。

これはどういうことかというと、お金を預けていたら利息がつき、時間の経過でお金は少しずつ増えてきています。例えば100万円預けていたとして、利息が2%とすると、1年で2万円となるので、元本と合わせたら102万円となるのです。これの逆を計算してみたら、1年後には100万円は約98万円になります。

このような計算をする時に仮定していた利息2%を、割引率といいます。もし私たちが融資を受けるとしたら、ディスカウントレートが金利の基準となります。これが上がると融資や住宅ローンなどに適用する金利も上がりますし、下がると消費者からすれば借入の費用も下がります。

この上がり下がりで一喜一憂することになるのです。
ディスカウントレートは、公定歩合とも言われています。公定歩合とは、日本銀行から民間の金融機関に対して貸し出しを行う時に適用される金利のことで、公定歩合が変更されると、金融機関の貸出金利にも影響するのです。

最近では公定歩合という言葉に代わり、基準割引率および基準貸付利率と言われるようになっています。ニュースでも公定歩合という言葉が聞かれなくなったのはこのためです。

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カテゴリー:金融用語

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