南欧国債の現在の状況とこれからの予想について

南欧国債というのは、どんなものなのでしょう。あまり耳にしたことがないものですが、これは南ヨーロッパに位置する国の国債のことです。南ヨーロッパとは、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、イタリア、フランス南部がそれにあたります。国債なので、元利支払いは国が保証しています。

現在の南欧国債は、ポルトガルの大手銀行の経営不安などから、価格が大きく下落しています(金利は上昇しています)。ポルトガルの銀行問題で、ユーロ圏の金融市場に混乱が生じるかもと心配されているのです。

ギリシャでの財政問題がきっかけで、南欧からユーロ圏、欧州へと経済危機が連鎖しています。ギリシャで政権交代があってから、財政赤字が当初公表していたものよりもっとあるとわかりました。

それからギリシャが危機に陥りましたが、それがスペイン、ポルトガル、イタリア、アイルランドへ飛び火していったのです。これが欧州債務危機です。ギリシャ国債は、2年物で利回りが100%にもなり、債務不履行になる恐れがありました。こういったことから、南欧国債が注目されるようになりました。

欧州債務危機が起こったことから、この国債が下落、利回りが上昇したので市場での資金調達が難しくなったからです。南欧と聞くと、おしゃれで高貴なイメージがありますが、ここ数年は債務危機に陥り、大変な状況です。債務リストラに取り組んでいるようですが、しばらくの間は、落ち着かず、信用不安が続きそうです。

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カテゴリー:金融用語

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