任意償還とはどういう意味か。その方法とは

償還の中に、任意償還というものがあります。これは、債券が発行されて一定期間据え置いた後、発行者が任意で一部または全部を償還することです。購入者の意思で行うのではなく、発行者が任意で行うものです。

購入者が行わないのなら、どうやって償還する債券を決めるのかというと、抽選が多いです。抽選で選ばれれば、基本的には申し出には応じなければなりません。それなら、これから利息が受け取れないじゃないかといった不満の声があるのは確かなので、これにプレミアムを付けたりする場合があります。

発行者がなぜ満期日前にこういったことを行うのかですが、満期日がいくつも重なり、元本を返却するとなると、かなりの資金が必要となります。その負担を少しでも軽くするために、任意で償還を行うのです。発行者側の経営状態などもやはり変化してくるので、債務不履行とならないよう、行うのです。

任意償還という言葉は、債券で使われるだけではありません。お金を借りた時の返済でも、この言葉が使われています。毎月決まった額を返済していたが、残りを一括して清算したいという時に、この言葉が使われます。この場合は、借りている側から申し出ます。

償還とは、借りを返すこと、返済という意味がありますから、使い方としては間違っていません。聞き慣れない言葉だと、戸惑ってしまいがちですが、返済、返却と覚えておけば問題はないでしょう。債券取引で使う場合と、借金返済で使う場合との区別はしなければなりません。

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カテゴリー:金融用語

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