札割れの意味とそれが起こるとどうなるのか

投資用語、債券用語で札割れという言葉があります。これは、国債などを対象とする入札で、入札予定額に満たないことを言います。または、中央銀行が金融調節をするために、オペを入札した時に金融機関から申し込まれた金額が、入札予定額に満たないことを言います。

この場合、金融機関に十分な資金が行きわたっていることや、中央銀行が豊富に資金提供していることを意味しています。この現象は、1999年ころから頻発しており、日本銀行がゼロ金利政策を始めた後になります。

札割れが起こった原因として考えられるのが、日本銀行からの豊富な資金が十分に行きわたり、それで金融機関にも余裕ができたことです。大手銀行で、貸し出しが預金を下回るようになり、資金調達の必要がなくなったことも理由の一つです。

この言葉は、あまり良いことではないような感じを受けますが、中央銀行が豊富な資金提供をしているとか、金融機関にも十分な資金があるということがわかると、マイナスイメージの言葉ではないのがわかります。資金提供がきちんと行われているのだなと私たちは理解できます。

ギリシャやスペインでは、国債を発行しても買い手がないというのに、日本では銀行が国債を売らないという現象が起きているのです。ギリシャやスペインからすれば、日本で起こっている札割れをどう見ているのでしょうか、気になるところです。

よくわからない用語だと思っていても、だいたいの意味がわかれば十分です。投資取引などを考えているなら、知っておきたい言葉です。

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カテゴリー:金融用語

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