登録債と振替債について。これらはどんな特徴があるのか

振替債という言葉があります。これは、銀行や証券会社などの金融機関が振替口座簿で管理する債券を言います。紙券という物理的なものを使いません。いわゆるペーパーレス化です。債券を購入した人が、開設した口座へ保有している額の記録やその増減などを残すことで、取引を行います。

紙券がある時は、取引後の受け渡し時にその券の移動がありましたが、これにするとコストの軽減や事務処理の簡略化が可能です。最近では、何でも口座振替ができるようになり、ほとんどペーパーレス化となっていますので、そういう流れになってきているのでしょう。

社債等の振替に関する法律では、2003年以降に発行された国債はすべて振替債になりました。また、2006年からは、国債以外の一般債でも、この形式で発行されるようになったのです。登録債という用語もありますが、これは債券を発行する時に券面が発行されません。

その代わりに登録機関に所有者の名義が登録されるもので、登録機関は、銘柄ごとに決められたところで、銀行等となっています。債券の銘柄や額面、記号などが登録されたもので、本券の代わりに登録済通知書が発行されるのです。国債は2003年以降から振替債となったので、だんだんと登録や現物での保有ができなくなっています。

以前は、債券というとまるで賞状のような紙で発行され、立派なものでした。今の時代にはそぐわなくなってきたのでしょうか、ここでもペーパーレス化が進んできたのです。ペーパーレスになると便利ではありますが、手元に何もないと不安になるものです。自分が保有している株式や債券は定期的にチェックしましょう。

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カテゴリー:金融用語

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