リターンとリスクのあるフローティング・レート・ノート

フローティング・レート・ノートは、マーケットの動向によって利払いの利率が変わる債権のことで、日本語で変動利付債とも呼ばれています。最初に決められた一定の利率によって支払われるのではなく、そのときの景気による影響を反映して見直していくことから、プラスにもマイナスにもなる特徴を持っているのです。

利率が固定されていれば安定感はありますが、好景気の時には損をしたと感じられる場合もあります。もしかしたらもっと利益が出たのではないかと思えてしまうからです。逆にマイナスとなってしまうリスクもありますが、固定されているときと比べてさらなるプラスを得られる可能性があるため注目されています。

フローティング・レート・ノートの利率改定自体は短期間で行われ、一般的には3カ月と6カ月があります。損をしないために求められるのは、将来的な金利動向を見極められるのかどうかです。

右も左も分からない状況では大きなリスクがあるという点が強調されがちなので、固定されている場合とどちらが良いのかは一概に言えないからです。利率が変化していく点が、フローティング・レート・ノートの特徴です。しかし、それ以外にも注目できるところがあります。

金利が変化するということから、債権自体の価格には大きな影響があまりないことです。売買についてだけではなく、債権を持ち続けている場合のことも含めて考える必要があります。目立つ部分ばかりに注目するのではなく、全体的な特徴を把握することが、金融の世界では求められるのです。

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カテゴリー:金融用語

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