米国財務省短期証券の特徴と注意点について

米国財務省短期証券は、アメリカ合衆国政府が発行している国債のうち、償還期間が1年以下のものを指します。その中には一定の期間によって種類が分けられており、13週、26週、52週と段階的になっているのです。場合によっては、これ以外の期間で売りに出されることもありますが、基本はこの3種類です。

そして最大の特徴としては、利払いがないということがあります。それではいったい何のためにあるのかという疑問を持つ方もいますが、利払いがない変わりに額面から割引された価格で発行され、償還時には額面で返ってきます。

発行時に割引された差額が、償還時にそのまま利益になるため、米国財務省短期証券はシンプルで分かりやすいというのが特徴です。しかし長期的な運用が最初からできないのであれば、いったい何のために存在するのかという疑問が残ります。その答えは発行される理由にあります。

この債券は、アメリカ合衆国が一時的な資金不足を補うために発行されることが目的です。一時的な資金集めのためだからこそ短期間での運用となり、短期間だからこそ利率ではなく割引という形で発行されるのです。米国財務省短期証券は、差額だけを考えればよいので、利益が分かりやすいという特徴があります。

しかし短期間での運用になると手数料だけで元を取れなくなってしまうこともあるため、証券会社ではなく米国財務省が提供する投資システムのトレジャリー・ダイレクトを利用する方法が一般的です。投資をするからには、損をしないように考えることが基本です。

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カテゴリー:金融用語

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