ポンカス債が役に立たないのかどうかはその人次第

ポンカス債は、分離型ワラント債において新株予約権であるワラントを切り離した部分のことです。基本的にはエクスワラントと言われているのですが、あまり役に立たないものという意味からこの名前で呼ばれているのです。その語源の正確な出所は不明ですが、有力な説としてはマージャン用語から来ているというものがあります。

しかし語源を知らなくても、その言葉の響きからあまり良い印象を受けるものではありません。現在発行されているワラント債は、大半が分離型で販売されています。これは社債部分とワラント部分が分かれているというもので、それぞれが個別に販売されているのです。

新株予約権がないということは次の取引のきっかけにつながらないことにもなりますが、定期的に利息を受け取れます。しかしその利息部分も普通社債より低く設定されており、転換社債よりは高く設定されているものが多くあります。

このようなことから不完全であると見られており、一般的にはあまり役に立たないという評価を受けているわけです。ポンカス債は、それだけだと魅力がないものに見えますが、その分割引されています。

まったく価値がないわけではありませんが、投資活動において株の取得に役立つこの部分がないことは魅力が少なくなるでしょう。しかし仮に権利を持っていても、それを行使しない方が賢い選択になることもあります。それなら最初からポンカス債を選んだ方が良いという考え方もあるのです。

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カテゴリー:金融用語

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