ミディアムタームノートの仕組みについて知っておこう

ミディアムタームノートとは中期債のことで、英語での読み方を略してMTNとも呼ばれています。あらかじめ設定された総額枠内であれば、回数の制限がなく随時発することができる特徴があります。そのためには発行体と証券会社との間で、事前に契約を締結しておく必要があります。

そうすることで債券を低コストで迅速に発行でき、さらには毎回必要な開示書類の作成負担を軽減できるようになるからです。絶対に必要というわけではありませんが、金利などの条件を変更して何回でも発行できるというメリットの活用が困難になるため、この契約自体は必須であるとされているのです。

ミディアムタームノートについては、あらかじめ決められた枠であると考えると分かりやすくなります。どこからどこまでの範囲なら債券を随時発行できるということが事前に決められていれば、細かな調整が必要なくなるのです。債券の発行にともなう書類の修正は、ひとつひとつであれば大きな負担にはなりません。

しかしその回数が大きくなれば、決して無視できるものではなくなります。その負担を軽減することができるので、広く採用されています。取り決めには、予定期間、限度額、債権年限、ステータス、特約条項が含まれています。

また発行者情報は基本的に半年から1年ごとに更新されていき、新たな目論見書が発っせられるようになっています。基本的には発行する側へ多くのメリットがあるものですが、コスト削減や高い機動性などのメリットによる還元が期待できる仕組みなのです。

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カテゴリー:金融用語

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