リパッケージ債の仕組みと特徴について知っておこう

リパッケージ債とは、既に発行されている有価証券を担保にし、そのキャッシュフローを組み替えている債券です。このときに選ばれる有価証券は、割安なものが選ばれます。債券の価値は不動ではなく、変動し続けます。

そんな中で、金利水準や株価が変動することによる影響を受けて魅力が少なくなった債券を、生まれ変わらせるような仕組みということです。リパッケージ債では、特別目的会社へ元になる債券を移し、それを裏付けにすることで発行されます。基本的にはオーダーメード商品として売り出されており、一種の仕組み債となっているのです。

この手法は主にユーロ市場で広く見られていますが、もちろん日本国内でも数多く用いられています。投資家のニーズは、そのときによって変わってきます。どんな投資スタイルをしているのかを含めて柔軟に対応できるため、この手法はとても効果的です。

しかし債券の形にするために時間がかかることから、機動性や流動性に難があり、特別目的会社設立のための費用がかかるという特徴もあります。
投資家の視点からするとリパッケージ債は、アセット・スワップと同じ効果を持っているところが魅力です。

何らかの理由でアセット・スワップを利用できない場合でも、この債券を買うことで同様の効果が得られるのです。発行体側としてはある程度のデメリットがあるものの、債券の価値を再び高めることができ、購入する側にもメリットがあるというわけです。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ