劣後債が持つメリットとデメリットを見極めよう

劣後債とはジュニア債とも呼ばれており、元本・利息の支払い順位が低い社債のことです。平時は通常の債券と変わらないのですが、発行体に何らかの問題が生じた際の保証優先順位が低いという特徴があります。これだけだとマイナス部分しか見えませんが、もちろんプラスになる部分もあります。

基本的に特約がついているため、利回り自体は通常の債券よりも高くなっています。
発行体に何もなければ、むしろプラスになる部分がたくさんあるという特徴を劣後債は持っています。しかし、会社が解散するなどの問題が生じた際は大損をする可能性があります。

そのため分類上は社債なのですが、どちらかというと、株式に近い性質があると考えた方が、分かりやすいかもしれません。このような性質を持っていることから、投資をするときはできるだけ信用度の高いところを選ぶ必要があるでしょう。

もちろんそれでも、いつ何が起きるか分からないリスクを抱えていることを忘れてはいけません。その名前から受ける印象も相まって、あまり良いイメージを持たれないことが多いのですが、しっかりと特徴を理解していれば劣後債はとても魅力的な債券です。

銀行などでは、負債性資本調達手段として認められていることから、積極的に発行されています。大きなリスクこそ抱えているものの、安定しているのであればリターンも大きいということから注目されて、発行する側からも投資をする側からも重要視されているのです。

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カテゴリー:金融用語

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