海外だけでなく国内でも注目されるレベニューボンド

レベニューボンドは、国や地方自治体が資金調達のために用いる方法の一つで、指定事業収益や特定財源債という呼ばれ方もしています。その目的は水道や道路、空港や公共病院などのインフラ整備をする際に、資金を民間から調達する手段としてアメリカで用いられています。

実際にこの債券が使われるようになったのは1897年のことで、アメリカのワシントン州にあるスポケーン市で、水道施設建設のために発行されたことからはじまったとされています。自治体の財政負担を軽くするためにあるレベニュー債ですが、何にでも使って良いものではありません。

調達資金の元利償還財源は事業収益に特定されており、事業の成否が償還へ大きく影響してくるのです。このことから、リスクを負うことになる投資家の目によって事業自体が厳しく評価されるようになります。しかしこれにより結果的に、マーケットを通じた規律が働く仕組みにもなっているのです。

基本的にこの仕組みは、アメリカで用いられているものですが、少しずつ日本でも取り入れられてきています。米国でも一定の地位を確保している公債であるため、今後の日本においても同じように注目されていく可能性は十分にあるのです。

公共施設への無駄金が取りざたされること多い中、投資家による監視が付くということは、一つの問題解決策になる可能性もあります。純粋に資金調達目的で行われるだけではなく、このような効果にも期待されているため、日本でも注目されている債券の一つなのです。

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カテゴリー:金融用語

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