割引債はメリットとデメリットのことを考えて投資しよう

割引債とは、利息が支払われない債券のことです。それだけだとメリットのない債券と見られてしまいますが、その利息分を差し引いた価格で発行される特徴を持っています。しかしこれだけでも償還されるときはお金がただ戻ってくるだけにしか思えませんが、そのときは額面価格分が償還されます。

つまり額面はそのままで割引された価格で購入でき、償還されたときはその差額が利益となるわけです。はじめからクーポンが付随していないことから、ゼロクーポン債とも呼ばれています。

最初からどれだけの利益が出るのかが分かっている分、割引債は分かりやすいのですが、債権を持ち続けている間に入ってくるお金がないという特徴もあります。通常は半年に一回などのペースで利子が支払われる債券ですが、この場合は満期を迎えなければ利益が出ないということです。

結果がどうなるのかが最初から分かることはメリットと言えるかもしれませんが、利子の分を他の投資先へ使う複利運用ができないという点に注意する必要があります。利負債と比較して計画を立てるときは、単体で考えるのではなく単利と複利の違いに気をつける必要があるわけです。

割引債は、最終的な利回りが利負債と比較しても高くなっており、また償還前に売却することで、売却益が非課税になるという特徴もあります。ただし税制が改正されることになった場合はその限りではありませんので、今は問題なくても長期的な計画を立てる場合は注意が必要です。

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カテゴリー:金融用語

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