EBは高い知識と経験が求められる債券です

EBとはExchangeable Bondを略したもので、日本語では他社株転換社債と呼ばれています。その特徴は、企業の株価変動によって、償還方法が変わるというものです。しかもその対象となる株価は、あらかじめ決められた株式銘柄となります。そのはじまりは1988年のことで、証券取引法改正にともなって販売が開始されました。

EBは一見するととても複雑そうに見えますが、簡単にまとめると株式銘柄が決められた水準内に納まるなら現金で償還され、転換価額を下回っていると株式で償還されるというものです。このように条件が決められている債券は、通常の債券よりもクーポンレートが高く設定されています。

リスクになり得る部分が設定されている代わりに、メリットもあるということです。
注意しなければならないのは、株式で償還されるといっても、あらかじめ株式数が決められていることです。そのときの価値がどれほどのものになっているのかによって、元本割れになってしまう可能性もあるのです。

また銘柄は一つという決まりはなく、複数の銘柄を対象としている場合もあります。さらには、決められた銘柄のうち一つでも水準を下回った場合に、株式での償還となるタイプもあります。

利率は高くなっているけれど相応のリスクもあることが、この債券の特徴です。細かく条件が設定されている場合は、リスク管理が大変です。流動性がとても高いことも含めて、ある程度の知識や予測ができるだけの経験を持ち合わせていないと、大きく損をする可能性がある難易度の高い投資になります。

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カテゴリー:金融用語

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