短期間での償還が特徴のFBの特徴と現在について

FBはFinancing Billsを略したもので、日本語で政府短期証券と呼ばれています。その名の通り短期の国債です。その発行目的は国庫全体、あるいはそれぞれの特別会計や資金不足を補うためです。1999年に大蔵省証券、食料証券、外国為替資金証券の三つを統合して登場しました。

その後、2009年1月に発行を終了して、翌月からは割引短期国庫債券と統合されることにより、国庫短期証券となっています。FBの特徴として、償還までの期間がとても短いというものがあります。割引債券であり利子の支払いなどはありませんが、償還までの期間は60日間となっているため、安全性の高い投資対象として注目されました。

ただしこの債券は個人で購入できず、日本銀行やその他の銀行、証券会社や投信会社、そして生命保険会社などの金融機関のみが入札資格を持っていたのです。そしてその入札単位は1000万円となっており、発行価格自体は小数点以下の厘や毛の単位まで細かく定められていました。

FBのように安全性の高い投資対象は、探せばいろいろと見つけられます。しかしその多くは、個人での購入が難しいものばかりという特徴もあります。もともとそのように定められているというだけではなく、単位が1000万円ということも含めて、個人レベルでは難しいということです。

これは統合後の国庫短期証券にも言えることで、こちらも法人のみの保有に限定されていますが、償還期間の種類が増えて、2カ月、3カ月、6カ月、1年となっています。

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カテゴリー:金融用語

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