市場動向に合わせて定期的に利率が変動するFRN

FRNとはFloating rate noteを略した言葉で、日本語では変動利付債という言葉で知られているでしょう。この債権が持つ最大の特徴は、市場の金利動向の影響を受けて利率が変動するところにあります。

一般的に一度決められた利率は他の影響を受けないのですが、一定期間ごとに見直されることによって利益が大きくなることもあれば、逆に利率が下がっていく可能性もあるのです。FRNの利率は、絶えず流動するわけではありません。基本的には3カ月か6カ月の期間ごとに見直される形を取っています。

もともと日本にはないもので、流動性の高いユーロ市場で生まれました。海外市場が対象ではありますが、1970年代からすでに注目されており、1982年に国内で発行された超長期国債ではじめて導入されることになりました。

個人向けのものとしては2003年から発行されており、こちらは直前に発行された10年利付国債の利回りを参考にして利率が決定される形を取っています。利率が固定されているということは、安心感があると言えます。しかし景気が向上していき、その後に発行された債権の利回りが良くなっていくと、損をした気分になってしまいます。

そこで登場したのがFRNというわけです。ただしプラスになる要素もあればマイナスになる要素もあるため、投資の際は将来の金利動向をどう見ていくのかがポイントになります。債券という性質上、元本割れをしなければ大損する可能性はありませんが、そこでいかに利益を出せるようにするのかが重要です。

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カテゴリー:金融用語

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