債券の時価評価額を示すJSPriceとは何か

JSPriceとは債券標準価格のことです。2002年から提供がはじまっており、公募・非公募の国内債を中心に、地方債の6000銘柄なども含めて12000銘柄が収録されています。開発には、野村證券、野村総合研究所、金融工学研究所、日本経済新聞デジタルメディアの4社が共同で当たっています。

この4社が有するノウハウや金融古学技術を元に考案した精査ロジックのフィルターを通して、日々情報がチェックされているわけです。
JSPriceが誕生した経緯として、2002年3月から時価会計が本格運用されることになったというものがあります。

これは有価証券報告書の作成や、保有する債券を時価評価されることが義務づけられるというもので、実際に債券を売買するときの価格とは異なります。しかし日本における債券は店頭取引が主流であることから、適切な時価を把握することが困難でした。そのため一つの基準となる情報として作られたわけです。

このことから基本的には、時価会計の情報が必要な法人向けに提供されている債券価格情報となっています。売買価格とは異なるため、個人がこの情報を得ても活用することは難しいのです。

JSPriceの情報自体は、提供各社の情報サービス上で蓄積提供されています。また主要銘柄に関しては日本経済新聞上でも公開されているのですが、割引債の場合は「-」という記号が入っており、変動利付債・物価連動債には「*」が入っています。

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カテゴリー:金融用語

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