MTNを活用することによって柔軟な債券発行が可能になります

MTNとは、あらかじめ設定しておいた総額内であれば、回数制限なく発行できる債券のことです。中期社債ともいい、正式にはMedium Term Noteという名前で、頭文字を取って呼ばれています。しかしこれは何の制限もなくできることではなく、事前に発行体と引受証券会社との間で契約を締結しておく必要があります。

そうすることによって、機動性の向上や低コストを実現しています。ちなみに設定された限度額に達してしまった場合も、増額手続きや変更手続きが行われる場合があるため、この部分もメリットの一つとしてあげられるのです。

MTNでは設定の範囲内であれば、条件を変えて何回でも債券を発行できます。それぞれの条件としては、通貨や発行額や年限、そして利率と発行価格、償還価格があり、ほとんどの部分が変更できるのです。ただし条件を満たしているからといって、何もせずに発行できるわけではありません。

具体的な条件を記載した書類を用意する必要があります。しかし一から始める手間に比べれば、負担が少なく低コストというわけです。
もともとMTNは、欧米市場で盛んに発行されていました。

これは条件の異なる債券を次々に出せるメリットが、市場に合っていたからです。現在は日本でも規制緩和が進んだことにより、どんどん利用されるようになっています。投資をする側からは大きなメリットを感じるものではありませんが、発行側にとっては数多くのメリットがある債券なのです。

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カテゴリー:金融用語

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