隠密介入は政府機関が隠密に介入を行うこと

隠密介入とは通常の介入とは違い、政府機関が市場に介入する場合に、それを行っているとは公表せずに秘密裏に行うことです。この言葉は、正式な用語として確立されたものではなく、マーケット関係者や投資家の間で言われている言葉であり、覆面介入とも言われています。

これは実際に行われた場合は、誰もその事実を知ることは出来ず、投資家などは市場の動きを見て判断するしかありませんが、政府による発表があれば知ることが可能です。

これを行うのはもちろん市場のレートを操作するためであり、投資家に知られずレート操作をする場合もあり、公表せずに行えば、それだけ市場を操作しやすく妨害も無くなるので、思い通りのレートに動かすことも可能となってきます。

また少しの値動きで長期間隠密介入を行えばじわじわとレートを操作する事が出来、急激なレート反発になどを避けることもできますから、投入資金もそれだけ少なく出来るでしょう。日本では今まで何度もこのようなことは行われてきました。実際に介入後に日本政府がその事実を認めて公表を行っています。

ただし、これは何も毎回好意的に受け止められるわけではなく、円高時に大規模に行った2003年では国内国外両方から大きな批判を浴びたのです。

実際に介入しているかどうかを知るには、毎月末や四半期毎に発表される外国為替平均操作の実施状況から知ることが出来ます。また、日本のみならず海外政府も行っており、韓国や中国でも実際に行われているのです。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ