カナダが発行している通貨加ドルは、アメリカ経済の影響を受けやすいのが特徴

加ドルとは、先進7カ国G7の一員であるカナダが発行している通貨です。記号は、通常は「$」で示されますが、ほかのドル通貨と区別をするために「C$」と表記されることもあります。

カナダの財政は、1997年度から7期続けて黒字という状況です。加えて、2005年は所得が増加したことにより個人消費の増進など国内需要が大幅な伸びを見せたため、カナダ財政は比較的大きな成長が見込まれています。また、インフレの数字も安定しています。

カナダ経済は、さまざまな商品や産業で構成されているため、加ドルは資源国通貨の中でも代表的存在であり、ニュージーランドドルやオーストラリアドルと比較して為替レートの変動は小さめで安定していると言えるでしょう。

また、カナダにはパルプや石油、天然ガスの生産輸出量が多い資源大国であるという側面があります。そのため、コモディティ価格と密接に関連しており、原油価格が上昇すると買われる傾向にあるのです。そして、加ドルには、カナダとアメリカの結びつきが強いことが関連するいくつかの特徴があります。

(1)国境近辺などアメリカの一部地域でも使用することができること(ちなみに、アメリカドルもカナダの一部地域で一部使用可能です)。
(2)アメリカ経済の動向に左右されがちな通貨であること。
(3)ニューヨーク時間で動くことが多い。

取引をする場合は、アメリカの金融政策や消費、雇用といった経済統計にも注目しておく必要があるでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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