為替差損とは、為替レートの変動によって発生する自国通貨建てでの損失のこと

為替差損とは、外貨建ての債権もしくは債務を保有している場合、レートが変動したことによって発生する自国通貨建てでの損失のことを言い、また、逆に利益が得られた場合、その利益のことを為替差益と呼びます。

債権を保有する場合と債務を保有する場合の違いを見てみると、例えば円のレートが上がったとしたとき、外貨建て債権を保有する輸出企業は為替差損をこうむります。一方、外貨建て債務を保有する輸入企業は為替差益を得ることになるのです。輸出や輸入を行う企業でこうした損失が発生した場合、ひとつの企業収益の減益要因となってしまうでしょう。

続いて、日本の輸出企業がドル建てで輸出契約を行った場合を例に見てみると、実際に貨物を輸出してその代金を受領するまでの間、輸出企業はドル建債権を有することになります。

この場合、例えば$1=130円で採算が合う計算で輸出契約を結んでいたとしても、代金を受領するときに為替レートが変動していて$1=110円になっていたとすると、そのドル建債権に関しては$1あたり20円の損失が発生するというわけです。
外貨預金や外貨MMF、外国株式、FX(外国為替証拠金取引)といった外貨投資においても、レートの水準により為替差損が生じます。

例えば外貨預金では、トレンドを読み違えたなどの理由で円高ドル安のときにドルを売ったり円安ドル高のときにドルを買ったりすると、損失が生じるのです。またFXでは、新規でポジションを有したときのレートとそのポジションを反対売買において決済したときのレートの差額により、損失が出ることがあります。

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カテゴリー:金融用語

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