現時点ではアメリカドルが基軸通貨。将来的にはユーロにも可能性がある

基軸通貨とは、以下の3つの条件を兼ね備えている国際通貨を指します。
(1)国際的な貿易や資本取引に広く用いられる決済するものであること。
(2)世界各国のものの価値基準になるものであること。
(3)当局が対外準備資産として有しているものであること。

では、どうすれば基軸通貨として機能できるのでしょうか。必要とされるのは、価値が安定していること、大きく発達した為替市場や金融、資本市場があること、対外取引が規制されていないなどが挙げられます。

具体的に、どれが該当するのかというと、歴史的にはイギリスポンドやアメリカドルと言われています。そして第2次世界大戦後は、アメリカがIMF体制のもとにおいてさまざまな中央銀行に対し金兌換することを約束した点、大きな経済力や軍事力と有している点から、名実ともにアメリカドルが基軸となりました。

第2次大戦後の国際通貨体制のもとにおいて、あらゆる国々は自分のものとドルとの為替相場を固定する必要がありました。つまり、ドルを基軸にすることで国際通貨制度が保たれていたのです。この段階でのドルには大変重要な役割があったと言えるでしょう。

ただ、国際通貨制度が変動相場制になった後は、一部を除いて、アメリカドルを介入するものとして使用し準備資産として持つ必要性は必ずしもありません。とは言っても、現時点ではまだまだアメリカドルに確固たる地位があります。将来的には、ヨーロッパの単一のものであるユーロも基軸通貨になる可能性があるでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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