市場において金融機関等が取引の相手方にレートを提示することがクォート

市場において金融機関などが取引の相手方にレートを提示する方法には、いくつか種類があり、まず、ツーウェイクォートです。これは、買う値段を意味するビッドと売る値段を意味するオファーの双方を一度に提示することを言い、ツーウェイプライスとも呼ばれます。

ドルと円の取引の場合、ニュースで1ドル=115.25-30と表示されているとすると、これは、ドルを買うときは115.30円、ドルを売るときは115.25円で取引されているということを意味しているのです。

この方式をとるメリットとしては、買う気のある顧客に高く売って売る気のある顧客から安く買う、という一方のみに都合の良い取引ができないよう、価格形成の透明性が守られることがあるでしょう。次に、タイムクォートですが、注文した値段と実際に約定がなされる値段の差異であるスリッページが発生しないように、数秒のあいだ為替相場を固定することを言います。

スリッページが生じると場合によっては顧客にとって不利なレートで約定することがありますが、これが行われることで防止可能です。最後に、クォートカレンシーです。2つの通貨を交換する際のレートを表示するとき、基準になる通貨であるベースカレンシーに対し、実際のレートであるプライスの提示を行う通貨のことを指し、タームズカレンシーとも言います。

例えば、アメリカドル/円だと、右側に表示される通貨、つまりこの場合は円が該当になり、1ドル=100.00円というふうに、ベースカレンシーとなるアメリカドルを基準としてレートが提示されるというわけです。

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カテゴリー:金融用語

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