公表仲値とは、国内の金融機関で外貨を売買する際の基準となる為替レートのことです

公表仲値は英語でTelegraphic Transfer Middle Rate (TTM)と言い、日本語では単に中値と呼ばれたり、英語のTTM(電信仲値相場)とも呼ばれ、顧客が金融間で外国通貨を売買する際に基準となる為替レートのことです。

これは金融機関が営業している日の午前10時前後に発表されますが、その数字は外国為替市場での取引実勢レートを参考にそれぞれの銀行などが決め手います。なお、よほどのことが無い限りこの数字はその日を通じて適用されます。

なぜこの用語が使われるかと言うと、顧客向けの為替レート(電信売相場=TTS)が仲値に為替手数料と電信買相場(TTB)を足した合計が、そこから為替手数料を差し引いた中間の値であることと、電信売相場が円を外貨に換える場合に適用されるのに対して、電信買相場は外貨を円に換える場合に適用されるからです。

つまり、売相場と買相場の中間と考えれば分かり易いでしょう。
これは銀行が個人の顧客などの為替取引や、10万米ドル未満の取引をする時に使用されますが、その理由は小口の取引を効率的に処理するためです。

ちなみに公表仲値レートと実勢レートの違いが1円以上(例えば1$=100円と、1$=101.50円など)になると、この数字は公表が停止されますが、これを市場連動と言い、そうなると数字が公表されていないので、顧客との取引はディーリングルームとの間での問い合わせで随時行われることになります。

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カテゴリー:金融用語

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