鉱物資源や農産物などを主要な輸出品としている国の通貨が、コモディティ通貨です

コモディティとは品物と言う意味で、その品物とは例えばニッケル鉱などの鉱物資源や小麦などの農作物のことで、これらの産物を輸出している国の流通貨幣をコモディティ通貨と呼び、資源国通貨とも言われます。

中東の産油諸国の流通貨幣はペトロカレンシーとも呼ばれますが、それ以外には豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、南アフリカランドが代表的な資源国通貨です。
すなわち、豪ドルはオーストラリアが鉄鉱石、石炭、金、ボーキサイト、ウラン、農産物を輸出していますし、ニュージーランドは農産物と畜産物が主要な輸出品目です。

カナダは石油、天然ガス、石炭や金、農産物、ウランを輸出していますし、南アフリカは金、プラチナ、ダイアモンドを輸出していて、ノルウェークローナは石油と天然ガスが主要な輸出品目です。
ここでコモディティ通貨の特色を列記しますと、

・原油価格や金価格などの商品市場の動向の影響を大きく受けること
・輸入国の内需景気に大きく左右されること
・インフレの時にも買われる強みがあること

などです。この特色は裏を返せば不安定な要素を多分に持った流通貨幣だと言うことで、したがって安定性と信頼性の面では国際的に高い評価を得ることは難しく、それゆえ国際通貨にはなり得ないと言うウィークポイントがあります。

ただし、これらの中には豪ドルやカナダドルのように国際通貨に近い評価をされる流通貨幣も存在します。ただしアラブ産油国の流通貨幣は特殊であり、不安定な石油の産出量と輸出量なので国際通貨にはなりえません。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ