シニョレッジが通貨当局の実際の儲けに繋がっている

シニョレッジとは、専門用語では「差額」として使われている場合が多いです。意味だけであれば、他にも「額面、原価」などの意味があるのですが、通貨などの発行元がどれだけの利益を上げているのかを表す際に利用されるケースが多くあります。また、このような通貨などの発行と利ざやについては昔からある概念とされているのです。

というのも、直接的な語源も中世の封建領主が元になっているからです。
封建領主は、英語では「seignior(シニョール)」と読みますが、中世のヨーロッパでは領主が貨幣を鋳造し、それにより利ざやを得ていたのです。また、シニョレッジには計算式も存在します。

今では、紙幣の額面価値から製造コストを引いたものではなく、発行者が受け持つ利息から紙幣の発行コストを引いたもので計算がされるようになっています。過去の場合は、製造するだけでもうけが発生していたというわけです。

しかし、現代では国債という形でも発行が行われています。沢山行うほどに、実際に貨幣を利用してくれる量については増加するので、発行するほどにもうけが発生するようになっており、その為に利息計算のような利ざやの計算が存在します。

ただ、このような貨幣の製造については製造を行いすぎると、無駄に発行している状態となりインフレへと繋がってしまいます。そのため、緊急時においてこのようなシニョレッジも発生するというだけで、常にこのようなもうけを狙って貨幣が製造されているわけではありません。

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カテゴリー:金融用語

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