ソフトカレンシーは他国通貨との交換を自由にできない通貨

ソフトカレンシーとは、国際市場(世界の外国為替市場)で、ほぼ流動性がなく他の国の通貨との交換を自由に行えない通貨のことです。対義語は他国の通貨との交換が自由にできるハードカレンシーで、アメリカドル、ユーロ、日本円、イギリスポンド、スイスフラン、カナダドルなど少数です。

これら以外がソフトカレンシーで、世界中の多くのものが該当します。
これらの言葉は、国際法あるいは国際機関などでオフィシャルに定義されている用語ではありません。

しかし、国際的に通用度が低い通貨はソフトカレンシーと呼ばれ、高い通用度を有するものはハードカレンシーと言われるのが一般的です。さらに、なかでも特に高い通用度を有するものは、基軸通貨または準基軸通貨と呼ばれることがあります。

違いをみるときのポイントが2点あります。
1つ目は、国際的通用度です。つまり国境を越えても通用するかどうかという点です。
2つ目は、価値を貯蔵する手段として安定しているかどうかや投資商品の多様性といった、使い勝手がどうなのかという点です。

具体的な例で言うと、いちばんの基軸通貨アメリカドルは決済手段として幅広く用いられているほか、外貨準備として使用されています。

また、ユーロもヨーロッパ周辺の発展途上国あるいは北朝鮮で基軸としての機能を発揮し始めている一方、中国元は資本移動の大幅な制約があって自由度が低いこと、台湾ドルも国外への持ち出しに制約が多いことなどが挙げられるでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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