単独介入とはひとつの国だけが外国為替市場へ介入すること

単独介入は、相場に影響を与えるために財務省あるいは中央銀行といった通貨当局が、外国為替市場で実施する通貨の売買取引である為替介入の種類のひとつです。つまり、ひとつの国の通貨当局が単独で外国為替市場へ介入することを言います。

目的は、相場が激しく上下するのを抑制したり、一つの方向へ暴走するのを止めたりしてオーバーになるのを正し、均衡のとれた水準へと導くことです。
日本では、過去に円高ドル安を是正することを目的として単独介入が幾度か行われており、財務大臣の権限で決められ、財務官が実際の陣頭指揮をとりました。

また、介入を行うタイミングや金額、方法などは、財務省為替市場課を通じて日銀為替の担当部署に伝達され実施されたのです。
一国のみが行う単独に対して、各国が連携し合って同時に実施するものを協調介入と言います。

複数の国が行うだけあって規模が大きく、効果が高いと言われていて、よく知られている例に、1985年のプラザ合意があります。G5であるアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・日本によって発表された、為替レートの安定化についての合意です。

不安定になっていたドル相場を安定させるため、協調的にドル安へと導きました。名前は、会場であったニューヨークのプラザホテルに由来しており、日本は、時の大蔵大臣であった竹下登氏が出席しました。歴史に残る会議ですが、内容が事前に決められていたためわずか20分ほどで終了したと言われています。

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カテゴリー:金融用語

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