ツーウェイクォートとは売値と買値を同時に提示すること

ツーウェイクォートは、ツーウェイプライスとも言われるもので、レートを表すときにこの金額で売るという売値(オファーレート)とこの金額で買うという買値(ビッドレート)をどちらも同時に示すことを指します。クォートと言うのは、市場において金融機関などが建値(レート)を示すことです。

なぜ、このツーウェイクォートというかたちを取るのでしょうか。それは、買値と売値を同時に相手に提示することで、買いたいカスタマーに高く買わせて売りたいカスタマーには安く売らせるということができないようにし、透明性のある価格形成を担保するためです。

相手が買いたいときに高くして売りたいときに安くするような狡猾なことをする業者は淘汰され、ツーウェイクォートで公正に取引している業者が生き残りやすいと言えるでしょう。ほかに、安心して利用できる業者選びとしては、買値と売値の差異であるスプレッドの幅がポイントになり、スプレッドが狭い業者のほうが顧客としては安心して取引ができます。

実際の数字をつかってみてみると、例えばニュースなどで、ドル/円の取引において「1ドル=115.30-35円」と表示されているとしたら、これは、115.30円から115.35円の幅で為替レートが変動しているということではありません。

カスタマーがドルを買うときには115.35円、ドルを売る時ときには115.30円で取引が実施されるということを意味しているのです。

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カテゴリー:金融用語

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