東京カットとは、東京市場における午後3時。通貨オプションの権利を行使できる最終的な締め切りである

東京カットとは、東京市場における午後3時を指します。これは何の時刻かと言うと、通貨オプションの権利を行使できる最終的な締め切り(カットオフタイム)のことです。

通貨オプションというのは、ある特定の通貨を事前に定められた権利行使期間に、事前に定められた権利行使価格で、買う権利ないし売る権利を売り買いする取引のことを言います。一般的に東京市場で取引が行われる通貨オプションは、午後3時でその日に行使期限が来るオプションは消滅します。

よって消滅する前に解決の手立てを講じようとする市場への参加者が発生するため、原市場つまり外国為替市場でも相場に動きが見られることがあるのです。東京カットに関連した言葉に、ロンドンフィキシングがあります。これは、ロンドンマーケットの16時(サマータイムは15時、日本時間の25時、サマータイム24時)に、値決めつまりフィキシングのことを言います。

正確には、金のスポット価格を決めることを意味しており、この時間帯には外国為替市場において有価証券の決済に関連したオーダーが多くなると言われているのです。ロンドンマーケットは、一般的に金などといった貴金属類の現物取引で世界で重要なポジションを占める市場です。

ここで決められる金価格は、金の世界的な価格指標になり、また、金は通常ドル建てで取引されます。ロンドンフィキシングによってドル資金の需給の関係にも影響があることから、東京カットと同じようにこの時間帯には為替相場に大きく動きが発生することがあるでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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