ドルペッグ制とは、自分の国の貨幣相場をアメリカドルと連動させる固定相場制

ドルペッグ制とは、自分のところの貨幣相場をアメリカドルと連動させるペッグ制(固定相場制)のことを言います。

経済基盤が弱い国や政情が不安定な開発途上国などは、そういった要因を細かく反映して自分のところの貨幣相場が不安定に変動しがちであることから、自分のところへの海外投資および安定性のある経済運営を阻害して、取引をする国にとって他の国の通貨によっての大きな不安定のリスク影響を受けることになるのです。

こういったリスクへの対処および通貨相場を安定させることを目的とし、自分のところのレートを経済的な面で関係性の深い大国のものと連動をさせるペッグ制が採用され、そのなかで主要である基軸通貨アメリカドルと連動をさせることを、とくにドルペッグ制と呼びます。

ドルペッグ制を採用するケースの代表例には、香港$などが挙げられるでしょう。この制度を取り入れている国々では、自国への海外資本流入を目的として、金利についてアメリカドルよりも高いものを設定するのが多く見受けられます。メリットは、基軸通貨であるアメリカとシンクロさせることで、自分のところの通貨に安定をもたらして不安定な変動のリスクを防げることです。

デメリットは、アメリカの金利政策と連動しているので、自分のところの通貨政策に対しての裁量の余地があまりなく、自分のところの経済実態と大きく乖離してドル高が進んだ場合、その通貨政策および経済運営に大きな影響を及ぼすというリスクがあります。

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カテゴリー:金融用語

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