ハードカレンシーという基準について注意しておきたいこと

ハードカレンシーとは、通貨の中でも国際的な信用度が高く、他国の通貨と自由な交換が可能なものを指します。ただしこれは、もともと金との交換が可能な通貨という意味を持っていましたが、金本位制が採用されていた頃の話です。その後は、信用度が高いものを指す言葉として使われるようになりました。

名前にも使われているハードという言葉は、硬い=金属のことです。これもまた金との交換が可能だったときの名残となっています。
ハードカレンシーに分類されるのかどうかは、信用度がすべてです。

何を持って信用できるのかという基準は、国際的な信用、各国銀行で取引が可能、多様な財を生み出していることです。それだけの評価基準を突破できる通貨ともなると限られています。代表的なものとしては米ドル、ユーロ、円、英ポンド、スイスフランがあり、その他にもさまざまな通貨があります。

しかし、そのときの経済情勢によって評価が変わってくるため、他の通貨が含まれることもあれば、含まれてはいるが実際にそこまでの信用度がないと評価されることもあります。ちなみに含まれない通貨は、ローカルカレンシーと呼ばれています。

ハードカレンシー自体は、厳密な基準が存在しません。評価が上がって一時的に含まれたとしても、やはりそうではないという評価を受けることがある不安定な基準なのです。あくまでもこのような基準があると覚えておき、あるところでそう論じられていても、他ではそう評価されることがない場合もあると考えておけば混乱しなくなります。

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カテゴリー:金融用語

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