もしものときのために避難通貨について知っておこう

避難通貨とは、そのときにおいてもっとも安全だと考えられる通貨のことです。戦争が起きたり大きな不況が訪れたりしたときに、安全なところへ資産を移動させるために投資されることから、このような呼び方をされています。その安心感から普段も高い人気はあるのですが、有事の際には大きな需要が発生することが特徴です。

他には、ある地域で問題が発生したときに地政学的に関係性の薄い通貨も、こう呼ばれることがあります。避難通貨には、基本的にこれといって決められているものがほとんどありません。ただし例外として、永世中立国であるスイスのフランがあります。

かつては米ドルが代表となっており、今でも一定の人気はありますが、同時多発テロが起きてからその評価は変わったとされています。前述したとおり、大きな問題が起きた地域と関係の薄い通貨が対象となるため、いくら投資先として人気があったとしても緊急時には適用されないということです。

そのときの状況によって、何が避難通貨になるのかは違ってきます。そもそもこの評価自体が、状況に合わせて呼ばれるものなので、明確に決められているわけではありません。

しかし何らかの経済的リスクが発生したときには需要が集中するため、市場の流れを見るだけでどれが対象になっているのかが見えてきます。もしも何かが起きたときに対処できるよう、どの通貨を選ぶことが効果的なのかは把握しておくと安心できます。こういったことの積み重ねがリスク回避へとつながっていくのです。

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カテゴリー:金融用語

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