ペトロカレンシーの特徴と注意すべき点について

ペトロカレンシーとは、産油国の通貨を指します。中東にある国や、ノルウェーなどが代表的です。同じような印象を受ける言葉としてオイルマネーというものもありますが、こちらは通貨自体のことを指しているわけではなく、産油国が石油を輸出することによって得られた資金のことです。

このときの取引は米ドルが用いられるため、基本的に通貨の種類も異なります。ちなみに鉱物資源や農産物などを主要輸出品としている国の通貨はコモディティ通貨と呼ばれており、その中の一つに分類されています。

ペトロカレンシーは、その由来からも分かるとおり原油価格や輸入国の景気を受けて変動していきます。通常は、ある品目の価値が変わったとしても、他の品目でまかなえることもありますが、一品目に頼り切っている場合はそうも言っていられません。

そして取り扱っているものの価値だけではなく、それを実際に購入する側の景気が悪ければ、買い手が付かないため影響を受けてしまうものなのです。そのため、その国の経済状況について調べるだけではなく、取引をしている主要国の動向もチェックが必要になります。

需要があり続けるうちは、ペトロカレンシーをはじめとした通貨はとても強いものになります。しかし、あることをきっかけにして、一気に崩れてしまう可能性も秘めています。そのため、長期的な取引に用いる場合は経済指標を見極めることが、特に求められるのです。一見すると安定しているものこそ、高いリスク管理能力が求められるという一例でもあります。

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カテゴリー:金融用語

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