大引けと終値の意味は似ているようで違います

証券取引所において、その日一日の取引がすべて終了した状態のことを大引けと言います。前場・後場における最後の売買のことを引けと呼び、それらを合わせて最後の取引だから、このような呼び方をしているわけです。ちなみに前場の場合は、前引けとも呼ばれています。

また、この言葉自体には遊郭での閉店時間のことを指す意味もありますが、現在は証券用語としての意味で使われています。ここでついた値段と終値のことを同じものと勘違いしてしまう人もいますが、これらは少し異なります。ある銘柄で値段が決まってから、そのまま買い気配状態で値段がつかなかった場合、大引け値自体は存在しません。

しかし、最後に決まった時点での値段が終値になるのです。言葉の意味から同じようなものだと考えてしまう人もいますが、実際に同じものだと考えてしまうと混乱の原因になります。似たような意味合いの言葉が多いのが、金融用語のむずかしいところです。

この取引自体は少し特殊なもので、ザラ場とは違い、売りと買いの注文を一斉に集めてすり合わせる形式が取られています。これは板寄せ方式と呼ばれるもので、情報を集めるための板へすべての注文状況をまとめてから約定させることから、このように呼ばれています。

ちなみに注文方法の一つに大引け注文というものがあります。これは最後の取引に対して約定を出すという前提のもので、日中に値動きを追いかけることができない人が、終了間際に株を売買したいというときに活用されています。

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カテゴリー:金融用語

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