終値関与と疑われることのない売買をしていこう

終値関与とは、特定の銘柄の終値を高くすることや安くするなど、一定の目的を持って発注することで約定される取引のことです。一種の不公正取引であり、法令や諸規則によって禁止されています。場合によっては刑罰や課徴金の罰則が課せられる場合もあるのです。

そうなるとは知らず売買を行い、結果的に抵触してしまうことがあるだけに注意が必要です。立会終了時を含む特定の時間に、直前の買い気配や売り気配よりも高い注文や低い注文をすると、その株価よりも高いもしくは低い値段で約定させられます。これによって、値段をつり上げたり引き下げたりできるようになるわけです。

利益を出すために取れる方法ではありますが、終値関与は相場操縦的行為に抵触してしまうため禁止されているのです。この方法をできるようになると、それぞれの思惑を反映させられるようになるため、信用維持率の低下につながってしまうからです。

ここで気をつけなければならないものとして、終値関与の疑いを持たれないように取引をするということがあります。実際のところ、立会時間の終了間際に売買をすること自体は、違法ではありません。しかし、そこで自身の利益のためという目的を持って、複数回・複数日に渡って継続的に売買を行うことが問題なのです。

本人にその気はなかったとしても実際に抵触してしまった場合は、その行為によって得た財産が没収されます。さらには10年以下の懲役か1000万円以下の罰金、またはその両方が課せられる恐れもあるため、くれぐれも気をつける必要があります。

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カテゴリー:金融用語

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