買いたい人が多くても売買が成立しない買い気配

買い気配とは、買いの注文に見合う売りの注文がないため、取引が成立しない状態のことを指します。そしてそれに対して証券取引所が、売り注文を喚起する目的で発表する買い手側の株価のことも意味します。新規で発行されるならともかく、既存のものを取引する場合は、このようなことが起きてしまいます。

買うにしても売るにしても、バランスが取れていなければ成り立たないのです。
通常、ここまでバランスの崩れた状態になることは、あまり起きません。しかし何らかの好材料が出た場合や、新規公開銘柄が登場したときには起こるものなのです。これら二つの要素は、どちらも買いたいという需要が高まりやすいものです。

もちろんある程度は売りに出されるのですが、それを上回ってしまう需要があり供給が追いつかないと買い気配になってしまうわけです。また、これとは逆の状態になった場合は売り気配と呼ばれます。売りたいと思っても買ってくれる人がいなければ、やはり売買は成立しません。

実際にこのような事態におちいってしまった場合は、売買方式が変わります。証券取引においてはオークション方式が取られていますが、板寄せ方式に変更されるのです。こうすることによって、板が少しずつ切り上がっていき、売買が成立するまで相場が切り上がっていくことになります。

せっかくのチャンスなのだから、一刻も早く買いたいと考える人はたくさんいますが、そう考える人が大量にいるからこそ起こってしまうのです。

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カテゴリー:金融用語

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