貸株申込制限銘柄は貸株の調達が厳しい時に行われる

貸株申込制限銘柄とは、その名の通り、貸株の申し込みに制限がかけられている銘柄です。空売りを行う際に貸株が使われ、証券金融会社は証券会社を始めとした機関投資家に貸し付けを行います。しかし、何らかの事情により株券の調達が難しくなった場合には、貸し付けを行うことは出来ません。

その為、貸借の申し込みに対して規制をかける、もしくは貸借そのものを停止するという処置が行われることがあり、この処置が行われた銘柄が、貸株申込制限銘柄です。株式は基本的に数量が決まっているので、無制限に貸し出すということが出来ず、株式の調達が厳しくなることは珍しくありません。

買い集めや公開買付けなどが行われた場合や、単純に人気が高く取引の量が増えている場合などは、証券金融会社が株券を調達しにくい状況です。しかし、突然取引に制限がかけられるというケースは殆どなく、まず事前に証券金融会社から注意喚起通知が出されます。

この時点ではまだ注意であり、取引に制限がかかることはありませんが、注意喚起後も状況が変わらないなら、問題がある状態と言っても過言ではありません。問題が解決しない場合には制限がかけられ、貸株申込制限銘柄として指定されることとなります。

殆どの場合は注意喚起の後に規制がかけられるという流れですが、緊急事態には、まれに事前の注意なしに取引に規制がかけられるケースもあります。株価の動きがあまりに急激な場合、決算期が近く借株に支障が出る場合などが、主な緊急事態です。

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カテゴリー:金融用語

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