証券会社、或いは個人から借りた株式を指す借株

金融市場で、借株という言葉は二つの意味を持っています。一つ目は、空売りを行う際に使われる言葉であり、顧客は証券会社から株を借りることとなりますが、この時に借りた株を指す言葉です。信用取引を行う場合は立場によって使う言葉が異なっており、株を貸す立場である証券会社から見れば貸株となります。

一方で、証券会社も証券金融会社から株を借りているので、借株という言葉が当てはまりますが、この意味で使われることはあまりありません。もう一つの意味は、株券消費貸借で借りた株式であり、証券会社の時と基本的には同じ行為です。

株式は契約を行えば他人に貸し出すことが可能であり、その際に株券消費貸借という言葉が使われています。借りる相手が証券会社か、個人かの違いはあり、契約内容は異なることが多いものの、使い方が大きく異なるというわけではありません。

契約の際には、いつまでに株券を返却すれば良いか定められているので、これさえ守れば、売却することも可能です。株を借りるという意味では同じですが、大きく異なっている点もあり、権利に関する処理は違うので注意する必要があります。

証券会社で空売りを行う場合は、株の権利が顧客に移るわけではないので、議決権や株主優待といったメリットを利用することは出来ません。それに対して株券消費貸借の場合は、一時的にではあるものの、株の権利が借りた側に移るので、株主優待を利用することも可能となっています。

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カテゴリー:金融用語

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